『僕の遺影・・・撮ってよ』 とご来店頂いたAさん! 以前からのお知り合いであり、町興しや色んなプロジェクトにかかわりお忙しいかたです。
人は誰でもいつかは、あの世に行きます。自分がどんな人間だったかは、残された家族や友人知人の記憶の中に残されます。
そんなとき、また語りたくなるような写真、ああこの顔・・・あの人や! と言って貰える様な写真が残せれば素敵ですね! 僕はそんなポートレートが撮れる様、常に思っています。それには、事前にどれだけその人のことを、わかることができるか?自分の人生経験の中から、共通点を又、尊敬できる部分を発見できるか?
カメラマンは、その瞬間に、全神経を集中して、シャッターを切ります。
そして、撮影した中から、ベストショットを、プリントに定着させます。
この作業は、今のデジタルになっても同じです。
白黒写真からカラー写真、フィルムカメラからデジタルカメラ・・・
科学技術はどんどん進化してゆきますが、一枚の写真を作り上げることに、対しての気持ちは同じです。自分も対応して進化し続ける必要があります。
Aさんのご注文で、モノクロの写真に仕上げました。その人柄が、出ていて、大変喜んで頂きました。 tomo-k
この写真は今度
富士フィルムフォトサロンで、
大阪写真家協会『家族の絆』写真展で、展示させて頂きます。
お時間ある方は、ご高覧下さい。